サガリハリタケにヒメキノコハネカクシの一種

　上の写真は、広葉樹(樹種は不明)の切り株に生えていたキノコで、コウヤクタケ科のサガリハリタケだと思います。
　そこに何やら動く小さな虫・・・

　体長は 4～4.5mmほど。　上の写真は、かなり明るくして撮っているので分かり易いですが、この黒っぽい虫が黒っぽい樹皮の上にいると、動かなければほとんど分かりません。
　撮っている時は、生息環境に不思議さを感じながらも、その形態からセイヨウシミ（西洋紙魚）の仲間だと思っていたのですが、帰宅してから調べてみると、写真に一致するものが見当たりません。　腹部がよく見えているので、何かの幼虫かとも思いましたが・・・

　丸みを帯びた大きな前胸部に目を奪われていたのですが、写真を見直してハネカクシの仲間であることに気付きました。　「キノコ ハネカクシ」で検索すると、どうやらヒメキノコハネカクシの一種のようです。

( 2014.9.26.　堺自然ふれあいの森 )