2014-10-07

ニホンチャシブゴケ


 写真は樹皮上に見られる固着地衣の一種で、ニホンチャシブゴケ Lecanora nipponica だと思います。 赤褐色の部分は「子器の盤」と呼ばれていて、ここで胞子( 子のう胞子 )が作られます。 名前の「チャシブ」は、この部分の色が茶渋の色に似ているところからでしょう。
 実際の大きさが分かるように、下の写真には左上隅にクロヤマアリを入れておきました v(^_-


( 2014.9.21. 和泉市 槇尾山 )

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