2014-12-02

ヒメカメノコテントウ

 ナミテントウにはいろんな模様のものがいることはよく知られていますが、ヒメカメノコテントウも、ナミテントウほどではないにしても、体の模様や色に変異が見られます。
 ヒメカメノコテントウは既に載せていて(こちら)、上記のことも書いていますが、今回は最近見たヒメカメノコテントウのいくつかを並べてみました。

2014.10.19. 堺自然ふれあいの森

2014.07.09. 長居植物園

 上は色の濃さの違いです。 2枚の写真を比較すると、前胸背板の色はほとんど同じですが、上翅の色が異なります。 そして下の写真の上翅では濃淡2色が混在しています。

2014.10.15. 堺自然ふれあいの森

 次は模様の変化です。

2014.11.04. 堺自然ふれあいの森

 信じられないかもしれませんが、上の写真のものもヒメカメノコテントウです。 背筋型などと呼ばれていますが、真横から見ると、ほとんど橙色一色です。
 これもヒメカメノコテントウだという証拠は・・・。

2013.06.07. 堺市・フォレストガーデン

 上の写真は頭が隠れていて分かりにくいですが、背筋型が3枚目の写真のタイプのものと交尾しています。 この時は頭部もしっかり撮ろうとして失敗し、逃げられてこの1枚しかありませんが・・・。

 背筋型のように黒色が少ないタイプとは逆に、私はまだ出会っていない(と思う)のですが、ほとんど真っ黒なヒメカメノコテントウもいるようです。

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