2015-07-12

ヒバカリ



 噛まれたら最期、その日ばかりの命、と、猛毒と思われていたこともあったらしいヒバカリです。 じつは温和な性質で無毒の蛇なのですが、追いつめられると、鎌首をもたげ、音を出し、噛みつくような激しい威嚇行為を行うところから、恐ろしい蛇と思われたのかもしれませんね。 水辺を好み、薄明や薄暮、雨天時の昼間などに活動します。
 いたのは今にも降り出しそうな曇天の、アカメガシワの散った花の浮かぶ、ほとんど水深の無い溝の中でした。


(2015.6.30. 堺自然ふれあいの森)


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