2015-08-08

ホシハラビロヘリカメムシ・ハラビロヘリカメムシ


 上はクズの葉の上にいるホシハラピロヘリカメムシ( Homoeocerus unipunctatus )です。


 上は別個体で(付いているダニの位置も異なります)、こちらは腹の縁の色が濃いようです。


 腹側の様子も上に載せておきます。 3頭とも別個体ですが、いずれも 2015.7.30.に堺自然ふれあいの森で撮ったものです。
 ホシハラピロヘリカメムシはこれまで何度も撮っていますが、マメ科の特にクズを好むようで、これまで撮った写真を見ても、ほとんどがクズの葉の上か、近くにクズがありました。

 ハラビロヘリカメムシ( Homoeocerus dilatatus )は、ホシハラピロヘリカメムシと同じ属で、とてもよく似ていて、やはりクズを好みますが、別種です。
 名前のとおりホシハラビロの方が前翅の1対の黒斑の色が濃い傾向にあるようですが、色には個体変異があります。 一番確かなのは触角第1節の長さです。 ホシハラビロの触角第1節は、複眼を含めた頭幅よりも長いのですが、ハラビロの触角第1節は複眼を含めた頭幅とほぼ同じ長さです。



 上はハラビロヘリカメムシでしょう。 クズの新葉の上にいます。 ハラビロヘリカメムシは平地には少ないようで、上は 2.11.6.12.に伊吹山の山頂で撮ったものです。


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