2016-07-11

アオモジホコリ


 コケの葉腋から垂れ下がっているように見える丸いもの、じつはコケとは無関係で、変形菌の一種のアオモジホコリ Physarum viride だろうと思います。 変形体がコケをよじ登り、そこで子実体を形成したのでしょう。
 子のう壁は亀甲状に割れますが、柄に接している付近は割れず、下の写真の右下のように花弁状になります。 ちなみに和名の「アオ」は、未熟な子嚢が緑色だからです。


(2016.6.28. 堺自然ふれあいの森)

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