2018-05-15

ムネビロカクホソカタムシ



 シフネルゴケに混じっていた小さな甲虫、ケシキスイ科 Nitidulidae (の、たぶんヒラタケシキスイ属 Ipidia)だと思いますが、それ以上は分かりません。 体長は 2.3mmでした。 なお、ケシキスイ科の昆虫には、大型のものもいますが、この程度の大きさのものがたくさんいます。

 しぴ鳥さんから、ムネビロカクホソカタムシだと思うとのコメントをいただきました。 検索してみると、生態写真はみつからなかったものの、旧日本甲虫学会の和文誌「ねじればね」の No.110(2004)の「佐々治寛之:日本のカクホソカタムシ科序説-属 への検索」によく似た図がありました。
 カクホソカタムシ科のムネビロカクホソカタムシ Cautomus hystriculus のようです。 タイトルを含め、訂正します。
 しぴ鳥さん、ありがとうございました。(2019.1.7.)


 ケシキスイ科昆虫の食性は多様で、写真のケシキスイも菌類を食べているのか、植物の腐植質を餌にしているのかなど、想像はできますが、分かりません。
 ちなみに「ケシキスイ」の名の由来は、芥子(ケシ)粒のように小さく木の汁を吸うことからのようです。


 ほんの少し後方から撮ると、胸部の縁がシフネルゴケっぽくなっています。

(2018.4.29. 京都市大原)

2 件のコメント:

  1. ムネビロカクホソカタムシだと思います。

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  2. しぴ鳥さん、ありがとうございました。

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