2018-08-12

キタカミキリコマユバチ

 Part1の 2013.9.22.からの引っ越し記事です。
 引っ越しにあたって、いろいろ教えていただいたことを整理し、記事を書き換えています。
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 倒された木の上にいた美しい蜂、しばらく見ていましたが、積極的に何かをする様子もなく、気が向いたら少し動く程度。 安心して、大胆にカメラを近づけると、パッと飛ばれてしまい、それまでに撮れた写真は数枚・・・。



 藤江さんに見ていただくと、コマユバチ科コマユバチ亜科( Braconinae ) Braconini族のキタカミキリコマユバチ Atanycolus initiator (Fabricius, 1793) のようです。 Atanycolus属は頭部の額が凹状であること、触角の1節目に突起があることなどが特徴ということです。
 名前に「キタ」と付きますが、北海道だけでなく本州や四国からも採集記録があるようです。 カミキリムシ科の様々な種のホストレコードがあり、かなり寄主範囲は広いようだということです。 体サイズの変異も大きい種のようです。


 横から見ると、腹部に白い部位があります。 BABAさんから、この色は内部の卵が透けて見えているのだと教えていただきました。 こちらには別種の似た状態の写真が載せられています。

(2013.9.21. 堺自然ふれあいの森)

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