2018-08-03

ツノヤセバチ科の一種

Part1の 2013.8.18.からの引っ越し記事です。
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 後脚を左右に大きく開き、葉の上にたたずむ蜂がいました。 検索してみると、おちゃたてむしさんそらさんのところに載せられているものと同種のようです。 おちゃたてむしさんのところには産卵中の様子も載せられています。
 お二人のブログを見ても、すぐに飛んで逃げるような蜂ではないのですが、葉の混んでいるところにいて風もあって、枝を手に持って葉の揺れを防ごうとすると、異変を感じて歩き回りますし、満足のいく写真は撮れませんでした。 ちゃんと撮れば、名前のように頭部に角があるのが分かるのですが、小さな角で、よく分かる角度は、かなり限られます。



 寄生蜂を研究されている渡辺さんのサイトでは、ツノヤセバチ科について、次のように書かれています。
 中型の寄生蜂で、熱帯や亜熱帯地域に多いグループであり、日本ではどちらかというと稀な寄生蜂である。殆どの寄主記録はタマムシ科とカミキリムシ科といった鞘翅目昆虫の幼虫であり、一部原始的な属ではキバチの幼虫に寄生することが知られている。

(2013.8.16. 奈良県 馬見丘陵公園)


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