2019-04-22

トウカエデ

 トウカエデ Acer buergerianum は中国南東部・台湾原産の落葉高木です。 日本へは1721年に長崎に入ったようです。 大気汚染に強く、強健で、紅葉も美しいため、暖地では街路樹や公園などによく植えられています。 葉は浅く3裂し、英語圏では trident maple と呼ばれています。
 そのトウカエデが花を咲かせていました(4月20日、富田林市 寺ヶ池公園)。


 本種は両性花と雄花が混じるのですが、上の写真はほとんどが雄花です。 オシベは8本ほどあるのですが、両性花のオシベは花弁よりやや短く、雄花ではやや超出しています。 子房には密に毛があるのですが、分果は無毛です。

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