2021-07-21

クガイソウに来ていたギンボシヒョウモン

 

 クガイソウにギンボシヒョウモン Speyeria aglaja が飛来していました。 長野県・白馬村のスキー場、標高 1,400mほどの所で 2021.7.16.に撮影しました。
 ギンボシヒョウモンは亜高山帯のチョウで、中部地方の高山以北で見られます。 幼虫の食餌植物はスミレ類です。

 翅の表は多くのヒョウモンチョウでみられるような模様で、翅の表だけを見て見分けるのは、なかなか難しいのですが・・・

 後翅の裏面には銀白色の大きな斑が見られます。 似たチョウに、全国の明るい草原で見られるウラギンヒョウモンがいますが、本種より銀白色の斑が少し多く、ゴチャゴチャした印象を受けます。 明瞭に見分けるには、後翅裏面前縁の銀白色斑が、本種が4個(下の写真)であるのに対し、ウラギンは5個です。


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