この秋はどういうわけか、あちこちでフタトガリアオイガ(旧名フタトガリコヤガ)の幼虫に出会いました。 上はフヨウにいたもの( 2014.10.10. 堺自然ふれあいの森 )、そして下がオクラを齧っているフタトガリアオイガの幼虫( 2014.10.15. 堺自然ふれあいの森 )です。
背線と気門線は黄色、肛上板の朱色がポイントカラーになって、なかなか美しい幼虫です。
よく見かけるのは上のようなタイプですが、斑紋や条線の発達には変異があって、フヨウにいた下もフタトガリアオイガの幼虫でしょう( 2014.9.22. 大阪城公園 )。
フタトガリアオイガの幼虫の食餌植物は、その名のとおり、アオイ科の植物です。 フヨウもオクラもアオイ科です。
フヨウの花 |
オクラの花 |
フタトガリコヤガっと呼ばれていた頃、ウチのスイフヨウの葉っぱに居るのを発見。
返信削除毎日新鮮なスイフヨウの葉っぱを与えて、無事成虫になったことがありました。
スイフヨウの葉っぱだけで成虫になった・・・もの凄い偏食家ですね。
フタトガリアオイガ⇒どうも馴染めません
なぜ名前が変更になったのかはよく知りませんが、アオイ科の植物を食べるという生態的な内容が名前に入るのはいいことだと思いますよ。
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