2014-11-26

アシブトコバチが舐めていたものは

 アシブトコバチの一種(体長は翅端まで3.5mm)が数mの範囲にたくさん集まっている所がありました。

イタドリの葉上

クヌギの葉上

 特にササの葉には多くて、


 例えば上の写真では3頭います( 赤い◎のところ )。

 最初はどこか近くで羽化したのだろうと思っていたのですが、それなら次第に分散していくはずです。 しかし、飛んで行くものや飛んで来るものなど出入りはあるのですが、密度はそんなに変わりません。

クヌギの枝の上で

 そして多くの個体が、上の写真のように、何かを舐めています。 どうも何かを舐めるために集まってきているように見えました。

 下はササの葉の上の行動を動画に撮ってみたものです。 体長3.5mmほどの動きまわるものを手持ちで撮っていますので、画面の揺れやボケはお許しを・・・。 なお、動画の BGMにはMusMusさんの楽曲を使用しています。


 上の動画では、いったん舐めていた場所を離れ、また同じ場所に戻ってきています。 そこに何かがあるのでしょう。 しかし、舐めていたアシブトコバチを追い払い、その場所をルーペで探してみても、餌となりそうなものは見当たりません。 いったい何を舐めていたのでしょうね。

(11月21日 堺市南区岩室)

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