2017-12-08

ヒメミノリゴケ


 樹幹についていたヒメミノリゴケ Acrolejeunea pusilla です。


 湿ると葉(側葉)が背方に偏向します。 上の写真の左の茎は腹面が、右の茎は横から撮れています。


 上は腹片です。 腹片は立体的ですので、上の写真では背片に近い所に位置する2歯にピントを合わせています。 第1歯牙は1~2細胞長です。


 腹葉は円形で大きく、上の写真では茎径の3倍ほどの幅があります。


 上は葉身細胞です。 トリゴンがあり、所々中間肥厚も見られます。 油体は小型で、各細胞に7~20個見られます。

(2017.12.1. 堺市南区 鉢ヶ峯霊園)

◎ ヒメミノリゴケはこちらにも載せています。

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