2020-03-11

タカサゴサガリゴケ

 

 屋久島の、霧がよくかかるなど空中湿度が高い所では、枝から長く垂れさがるコケが何種類か見られます。 上の写真は高さ10mほどのところで、近づいて確認はできませんが、雰囲気的にはタカサゴサガリゴケ Pseudobarbella levieri でしょう。


 上の写真は近づいて確認できる所のもの。 これを拡大すると・・・


 葉は長卵形で細く糸状に漸尖し、茎に扁平についています。


 葉は長いもので2mmほどです。


 中肋は葉の中部以上に達しています。


 葉縁の歯は葉の基部近くまであります。 各細胞の中央にはパピラが1つ見られます。

(2020.3.3. 屋久島

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