2021-06-18

イヌツゲ

 6月11日の西宮市の北山、イヌツゲが花の時期を迎えていました。 イヌツゲは刈り込みに耐えるため、庭木として植えられたり、さまざまな樹形に刈り込んでトピアリーとして使われたりしますが、刈り込むと花はあまり期待できません。
 イヌツゲ Ilex crenata はモチノキ科の常緑樹です。 雌雄異株で、上の写真は雄株、下はその一部の拡大です。

 雄株の方が花が多くなる傾向はあるのですが、上はまだ多くがツボミで、花はあまり目立ちません。 花はオシベ4本で、たくさんの花粉を出しています。

 上は雌株の花です。 オシベ4本は小さく、花の中央に大きなメシベがみえます。

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