2023-07-02

マルダイゴケ

 写真はマルダイゴケ Tetraplodon mnioides です。 長野県の麦草峠にある麦草ヒュッテさんが世話をしておられるものを撮らせていただきました(撮影日:2023.6.24.)。
 蒴柄が長く伸びています。 今回と同じ場所で撮った前回載せたものでは、あまり蒴柄が伸びていませんでした(こちら)。 蒴柄の長さも、条件次第で変わるのですね。
 上に接して受精時期が異なる株もありました(下の写真)。

 本種はいわゆる糞ゴケです。 上の写真の段階になると、胞子の入っている壺よりも、虫を引き付ける役割をしている頸部の方が幅広くなっています。

 上の写真では、帽の取れた蒴も混じっています。

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