2023-07-03

ユリミゴケ


  写真はユリミゴケ Tetraplodon angustatus です。 北八ヶ岳・麦草ヒュッテの島立さんに案内していただき、2023.6.24.に撮影しました。
 昨日載せたマルダイゴケとは同じ属で、大きさの分からない写真ではよく似ていますが、それより小形で、特に蒴柄の長さと葉の先がほぼ同じ高さで、蒴だけが葉より上に出ていることで、はっきり見分けることができます。

 マルダイゴケ同様、壺より頸部の方が幅広くなっています。 蒴歯は8本で2本ずつが対になっていると思っていたのですが、黄色い円で囲った所の蒴歯を見ると、蒴歯は16本で、2本ずつくっついたものが対になっているようです。 8本のように見えている場合でも、よく見ると、1本に見えているそれぞれの中央に線が入っています。

こちらではユリミゴケの造卵器や造精器を載せています。

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