2026-09-02

サワクサリゴケ

 湿岩上に育つ上の写真のコケ、手前は急に深くなっていて近づけず、接写はできませんでした。 手を思いっきり伸ばして少し採集し、調べることにしました。



 葉は腹片が無く(と思い込み)、腹葉はほぼ円形に近く、1/2ほどがV字形に2裂しています。 きっとツキヌキゴケ科だろうと思い、いろいろ調べたのですが分からず、M氏に援助要請。 結果はサワクサリゴケ Lejeuea aquatica のようです。

 本種の腹片は小さく、しばしば痕跡的になります。 腹片がほとんど目立たないクサリゴケ科があることをすっかり忘れていました。 思えば植物体はとても小さく柔らかく、この時点で本種であることを疑うべきでしたし、小さく分かりにくいとはいえ、瓦状か倒瓦状かもきちんと確認すべきでした。

 上は葉身細胞です。

(2026.7.20. 京都府南丹市美山町 音谷の滝)

◎ サワクサリコケはこちらこちらにも載せています。

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