擬木の上で、上のようなまっ白なコケをみつけました。
上のように背景を黒くすると、一層白さが引き立ちます。
白いコケで真っ先に思い浮かぶのはシモフリゴケですが、みつけたのは奈良市の標高170mほどの場所で、高山に生えるシモフリゴケがあるはずもありません。 持ち帰って葉を調べると・・・
見覚えのあるギンゴケ
Bryum argenteum の葉でした。 葉の基部には葉緑体がありますが、この部分はその上を覆う葉によって隠され、外からは見えません。
ギンゴケにとっての厳しい環境下では、ここまで白くなるんですね。
(2017.1.15. 奈良市白毫寺町)
◎ 緑色をしたギンゴケは
こちらに載せています。
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