2017-09-18

ヒメクサリゴケ



 スギの枯れた枝葉についているヒメクサリゴケ Cololejeunea longifolia です。 2枚目の写真は1枚目の赤い四角の部分の拡大です。


 上は別のスギの枯葉についていたヒメクサリゴケです。 なお、ヒメクサリゴケはスギの枯葉につくとは限りません。 昨年見たものは湿岩にびっしりとついていました。


 背片は細長く、長さは幅の3倍ほどあります。


 腹片中央にある歯牙は1~2細胞です。 なお、腹葉は見当たりませんでした。


 葉身細胞は薄壁で、よく見ると中間肥厚しています。

(2017.9.13. 京都市 西芳寺川)

こちらには造卵器や造精器をつけた本種を載せています。 またこちらには本種の仲間に見られる無性芽を載せています。


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