石をひっくり返すと、その下にいたツマキヘリカメムシです。 このまま成虫越冬するのでしょう。
名前を漢字で書くと、「褄黄縁亀虫」となるようです。 「褄(つま)」とは(着物の)端のことですが、端が黄色とはどの部分のことかと悩んだのですが、どうやら触角の先端のことのようです。
ツマキヘリカメムシとオオツマキヘリカメムシは、同じ属で、とてもよく似ています。 両者を見分けるポイントのひとつは、腹端を背側から見て、ツマキヘリカメムシのオスは上の写真のように円く、メスは尖っているのに対し、オオツマキヘリカメムシのオスは生殖節後方に1対の突起があり、メスも先端が凹んでいます。
(2014.12.10. 堺市南区岩室)
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