写真はミヤベゴケ Miyabea fruticella でしょう。 樹幹に大きな群落を作っていました。 樹皮上を這う一次茎から二次茎が斜上しています。
二次茎は不規則な羽状に分枝しています(上の写真)。 葉は乾くと枝に接します。
枝葉は長さ 0.5-0.8mm、葉縁上部に小鋸歯があります(上の写真)。 中肋は不明瞭ですが葉の中部に達しています。
上は葉の中央付近です。 葉身細胞は楕円形で長さ8~13μm、非常に厚角です。
(2023.12.31. 高知県 横倉山)
◎ ミヤベゴケはこちらにも載せています。