岩上に群生しているのはシンモエスギゴケ
Pogonatum nipponicum です。 和名の「シンモエ」は九州・霧島山の新燃岳に由来するのでしょうか。
枯れた姿は、ある人曰く「乾燥バナナ」
葉は茎の上部に集まってついています。
葉は乾くと上の写真のように縮れます。
葉は長さ4mmほどで(上の写真の最小目盛は 0.1mm)、鋸歯があります。 葉形は鞘部の上でややくびれていて、葉身上部が最も幅広くなっています。
上は葉の断面です。 薄板は4~5細胞の高さで、端細胞の上面はやや凹んでいるものが多いようです。
(2016.12.14. 宝塚市最明寺川)