この私のブログにまだ載っていないからと、ヤリノホゴケ
Calliergonella cuspidata をいただきました。 湿地などの土上に生えるヤナギゴケ科のコケということです。
葉はあまり展開せず、特に枝先では葉は覆瓦状に枝を覆い、まっすぐに尖ります。 和名はこの様子が槍のように見えることからのようです。
上は茎葉です。 2叉する中肋は短く、欠くこともよくあります。 上の写真でも葉先が2つに裂けていますが、葉先が裂けやすいようで、カバーグラスの重みでほとんどの葉の葉先が裂けてしまいました。
上は翼部付近です。 葉身細胞は線形で、翼細胞は方形です。 上の写真の左下の大きく薄壁で透明な細胞は、葉を剥がす時についてきた茎の表皮細胞でしょう。
上は葉の中央部付近の葉身細胞です。 細胞の長さは65~85μmほどです。
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