下は 2014.2.24.に大阪府岸和田市神於町で観察し、同日に Part1に載せていたのですが、一部書き換え、こちらに引っ越しさせた記事です。
高さ1mほどの所で、ヤツデの葉に引っかかっていたヤツデの枯葉をそっとはずしてみると、チクシトゲアリ Polyrhachis moesta の集団がいました。
ひっかかっていたヤツデの枯葉をそっと開いてみると、そこにもチクシトゲアリの集団がいました。
この集団は、単に寄り集まって越冬しているだけではないようです。 チクシトゲアリは樹上性のアリで、幼虫の吐いた糸で葉を綴って巣を樹上に作りますから、ヤツデの枯葉と生葉とを組み合わせた巣を、私が知らずに壊したことになるのでしょう。
低温のために動きは緩慢ですが、よく見ると幼虫を咥えて移動させようとしているものもいます(上の写真)。
女王アリもいるはずですが、働きアリが上を覆っているのか、ざっと見たところでは発見できませんでした。
顔をアップで撮ってみましたが、この働きアリは左の触角が途中からありません。
◎ 6月の動きまわっているチクシトゲアリの様子はこちらに載せています。 また、本種と同じ属のトゲアリはこちらに載せています。
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