メタセコイアの幹に着生していたコゴメゴケ
Fabronia matsumurae、よく見ると胞子体が現われはじめていました(上の写真の赤い二重円)。
◎ 帽を脱ぎはじめた胞子体の様子は
こちらに載せています。
横から撮ると、もう少し分かり易くなります。 上の写真は湿らせて撮りましたので、1枚目の写真とは異なり、葉が開いています。
和名の「コゴメ」とは「小米」つまり搗(つ)いた時に砕けた米のことでしょう。 米の1粒より小さいことになりますが、実際にはどれくらいの大きさなのか、1枚の枝葉の長さを測ってみたのが下の写真です。
上は最小目盛が 10μmですから、上の写真の葉の長さは 0.7mmほどになります。 なお、平凡社の図鑑では、コゴメゴケの枝葉の長さは 0.5~0.8mmとなっています。
(2016.11.19. 鶴見緑地)