写真はシロハイゴケ Isopterygium minutirameum でしょう。 奄美大島の町のすぐ近くの林の朽木の上で育っていました。 暖地性のコケで、このブログにはこれまで2度載せていますが(こちらとこちら)、いずれも大阪付近の温室の中で、自然環境下での撮影は初めてです。
上は乾いた状態、下は湿った状態ですが、違いはあまりありません。
枝の幅は葉を含めて約1mmです。
葉は長さ1mm前後、披針形で、漸尖して細く鋭頭、葉先近くにかすかな目立たない歯があります。 中肋はあるような無いような・・・
翼細胞はあまり分化せず、翼部に大形の透明細胞はありません(上の2枚の写真)。
葉身細胞は線形です(上の写真)。
偽毛葉は1細胞列で糸状です(上の写真)。
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