産卵に来ていたのでしょうか、放置された少し腐りかけの材で、ニセノコギリカミキリのメスがウロウロしていました。
ニセノコギリカミキリとノコギリカミキリはよく似ています。 ノコギリカミキリは日本全土に分布し、ニセノコギリカミキリは関東以西の分布ですが、大阪付近では両者が混生しているようです。
ニセノコギリカミキリもノコギリカミキリも、触角の第3節が第1節より細ければメスです(オスは同じくらいの太さ :
こちら)。 両者のメスを比較すると、ニセノコギリカミキリの触角は11節で、第11節の外周に凹みがある(上の写真の水色の矢印)のに対し、ノコギリカミキリの触角は12節で、第12節の外周はなめらかです。
(2015.8.27. 金剛山)
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