写真はクモに捕らえられていたチッチゼミです。 カメラを近づけるとクモは逃げてしまいましたが、チッチゼミは既に落命していました。
チッチゼミは沖縄を除く国内最小のセミで、針葉樹を好みます。 秋に現れてチッチッチッチッ・・・と鳴いているはずなのですが、鳴き声は高い周波数成分が多いため、私を含め、年齢が高くなるとなかなか聞こえません。
鳴き声が聞こえてもなかなか見つけられないのがセミですから、鳴き声の聞こえないセミはなおさら見つけるのが難しくなります。 よく見えるようにしてくれたクモに感謝でしょうか。
横から見ると、後翅が前翅のすき間から上に飛びだしています。 これもチッチゼミの特徴のひとつです。
(2015.9.22. 堺自然ふれあいの森)
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