写真はコヤバネゴケ科のウニヤバネゴケ(
Cephaloziella spinicaulis )、小さなコケで、茎の幅は葉を含めて 0.1mmほどです。
上は湿らせた状態で、水を含んで少し膨れますが、それでも茎の幅は、葉を含めて 0.2mmほどです。(拡大率は1枚目と同じではありません。)
左右に短く突き出しているのが葉でしょうが、小さなうえに、葉も茎も多細胞性の刺が密生していて、輪郭もはっきりしません。(そのわけのわからないところが魅力ですが・・・。) 和名はこのトゲを海に棲むウニの刺に見立てたものでしょうか。
上の写真の上に突き出した枝の部分を拡大したのが下の写真です。
(2015.10.14. 高槻市 川久保渓谷)
◎ 表面のトゲの様子や枝の幅などがもう少し分かり易い写真を
こちらに載せています。