流水中や湿った岩上などで見られるフジウロコゴケ
Chiloscyphus polyanthus です。 コケサロンでいただきました(2018.1.23.撮影)。
全縁で円頭の葉は、丸みのある矩形で、葉の上部と基部の幅があまり変わりません。 上は腹面から撮っていますので、よ~く見れば小さな腹葉の存在が分かります。
上が腹葉です。 茎の幅より狭く、ほぼ中ほどまで2裂しているのですが、少し斜めから撮っていますので、浅く2裂しているように見えてしまっています。 時に側縁に1歯があり、上の写真でも右の側縁に歯があります。 腹葉は葉と合着する傾向にあり、上の写真でも左側でその傾向がみられます。
葉身細胞は薄膜でトリゴンはありません。 小粒よりなる楕円体の油体があるのですが、上の写真では、油体が消えてしまったのか葉緑体に紛れてしまったのか、確認できませんでした。
◎ フジウロコゴケは
こちらにも載せています。
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