写真はコクシノハゴケ
Ctenidium hastile でしょう。
育っていたのはクヌギの樹幹です。 平凡社の図鑑では、本種の生育場所は「山地の岩上や地上」となっていますが、これも昨日も書いたように(
こちら)、図鑑の記載には「多くは」が省かれている例でしょうね。
枝は葉を含めて 0.6~1mm、蒴柄の長さは1cmほどです。
茎葉は広三角形で、先は急に細くなり、葉縁には全周にわたり細かい歯があります。 短い2本の中肋がありますが、はっきりしません。
翼部の細胞はあまり明瞭な区画をつくっていません。
葉身細胞は線形で、長さは 40~70μmです。
蒴は傾き非相称、蒴歯は2列、各列 16本です。
◎ コクシノハゴケは
こちらにも載せています。
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