タマゴタケはさまざまな樹種と外生菌根を形成し、夏~秋に発生するきのこです。 上は 2020.7.12.に兵庫県の摩耶山で撮影しました。
本種の学名は、従来 Amanita hemibapha とされてきましたが、近年の遺伝子レベルでの研究により、A. caesareoides に変更されています。 さらに、日本産のタマゴタケには外見上見分けがつかない隠蔽種が存在することが判明していて、上記学名のものは日本では亜寒帯に見られ、上の写真のような温帯で見られるものは未記載種であるとされています。
以下は Part1からの引っ越しで、2013.9.19.に大阪府と奈良県の境にある金剛山で撮影し、同年9月21日の記事にしていたものです(文章は書き改めています)。
小さなキノコは、菌糸が生長するとすぐにキノコが作られますが、中型~大型のキノコでは、菌糸の生長が盛んになってからキノコが作られるまでには少し時間が必要になります。
この年の大阪の状況は、9月はじめの1週間ほどの雨で菌糸が生長しはじめ、9月15日の大雨で菌糸の生長が一気に加速されたようで、20日前後には、あちこちでいろんなキノコがたくさん見られました。
下は金剛山のあまり人の通らないコースの雑木林で見られたタマゴタケです。 とてもたくさん生えていて、写真はその一部です。
◎ タマゴタケはこちらにも載せています。
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