2021-11-10

ミヤマスギバゴケ

 上は、濡れていて分かりにくくなっていますが、ミヤマスギバゴケ Lepidozia subtransversa です。

 枝先は所々鞭状になっています。

 茎は径 0.4~0.6mm、葉と腹葉は似た形をしていますが、腹葉の方が少し小形です。

 葉は(3~)4裂しているのですが、上のように5裂している葉もありました。 葉の葉掌部は約10細胞高です。

 葉裂片の基部の幅は、ハイスギバゴケでは4~8細胞幅ですが、本種の場合は8細胞よりも多くなっています。

 上は葉身細胞です。 油体は均質です。

(2021.10.8. 長野県 縞枯山)

◎ ミヤマスギバゴケはこちらにも載せています。

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