Polytrichum(スギゴケ属)の蒴をつけ、ウマスギゴケやオオスギゴケほどは大きくない写真のコケ、エゾスギゴケ P. ohioense です。 北海道~四国に分布します。
上は左が湿った状態、右が乾いた状態です。 こちらのエゾスギゴケは乾くと葉が少し縮れていましたが、上では乾くと葉が茎に接しています。 個体差なのか生育環境なのでしょうか・・・。
上は蒴です。 壺は角柱状です。
上は葉です。
上の2枚は葉の中央と葉縁近くの横断面です。 薄板の高さは4~5細胞、端細胞は扇形で上壁はほぼ平ら(~少し凹む)です。
上は葉を腹面から撮った写真で、上が葉先の方向です。 薄板の端細胞を上から見ていることになりますが、端細胞は横長です。
(2024.8.25. 北海道 然別湖の近く)
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