写真はホラゴケモドキ Calypogeia azurea です。 2月の岡山コケの会関西支部の観察会で、朽木上に生育していたらしいのですが、私は見逃してしまい、それを持ち帰って育てている人から少し分けていただきました。 小さいコケですのでプレパラートにしたのが上の写真ですが、どうしても気泡が取れず、まずい写真になってしまいました。
植物体は青みがかった緑色で、特に先端は青みが強いのですが、写真で色の違いを表現するのは難しいですね。 葉を含めた茎の幅は約2㎜でした。
葉先はほぼ円頭ですが、時には2歯があようです。
腹葉は茎径の2~3倍幅で、湾入してついています。 両縁基部は細胞がほぼ正方形で、下延していません(上の写真)。
上は葉身細胞です。 油体はブドウ房状で青色です(これが分かりやすい特徴になります)。
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