日本産のジャゴケ属(Conocephalum)は4種からなりますが(こちら)、従来はジャゴケ1種と思われていたように互いによく似ています。 いずれも雌雄異株で、雌株は高く伸びる雌器托をつくり、雄株は小判型の雄器托をつくり、そこから精子を空中に噴出させます。
マツタケジャゴケ Conocephalum toyotae は上記ジャゴケ属4種のうちの1種ですが、このマツタケジャゴケのの精子噴出の様子を道盛正樹氏が動画に記録されましたので、許可を得て下に載せます。
撮影は、栽培されているマツタケジャゴケを用い、2025年の5月中旬に行われました。 庭で撮影されており、噴出した精子が風に乗って飛散する様子が捉えられています。 動画は約2分で、終了近くに映っているアリの動きからも分かるように、撮影の速度は通常です。
◎ こちらにはマツタケジャゴケの体のつくりや若い雌器托の様子などを載せています。
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