京都コケ展で撮ったキヨスミイトゴケ(
Barbella flagellifera )です。 霧のかかりやすい林などで、木から垂れ下がって生育するコケで、胞子体は稀なようです。 なお、「キヨスミ」は、房総半島の清澄山のことのようです。
顕微鏡レベルの特徴は
こちらに載せています。
同じ属の
イトゴケはこちらに載せています。 ちなみに、この属名はラテン語の barbule に由来しています。 barbule は英語では little beard (短いヒゲ)になりますから、葉を短剛毛のように見たのでしょうか。