上は地衣類のロウソクゴケ
Candelaria concolor でしょう。 石垣に生えていました。 和名は、昔ヨーロッパで黄色いロウソクを作るのに、この色素を使ったところからのようです。
学名がどのようにつけられたのかは知りませんが、私の調べた所では、ラテン語の聖燭祭は Candelaria ですし、種小名の con には「共に」の意味があります。 たぶん石油の蒸留残渣からのパラフィンを主成分とする白いロウソクを、それまで使っていた蜜蝋から作る黄色いロウソクに似せたのではないでしょうか。
上は 4mm×3mmの範囲を撮ったものです。 葉状地衣で、裂片の縁付近に粉芽を付けています。
育っていた所は上のような場所です。 手前はカラカラに乾いた
チヂレゴケです。 (チヂレゴケの方にピントを合わせています。)
0 件のコメント:
コメントを投稿