ホソバミズゼニゴケ
Apopellia endiviifolia の葉状体の先端付近に、ラッパの先のようなものができていました(上の写真)。 こんな位置にできるこのようなものは、雌株の生殖器官でしょう。
“ラッパの先”を拡大してみました。 この円筒形の部分が雌包膜になるのでしょうか。 縁は鋸歯状になっています。
“ラッパ”の縦断面を作ってみました(上の写真)。 細長いものが造卵器でしょう。 造卵器の奥の雌包膜が見えると造卵器が分かりにくいので、断面の厚さを薄くして造卵器だけにしたものが下です。
(2016.6.15. 豊能町 初谷)
◎ この造卵器にある卵細胞が受精し、胞子体に育った様子を
こちらに載せています。 また、晩秋の無性芽をつけたホソバミズゼニゴケは
こちらに載せています。