日本産のヒシャクゴケ属( Scapania )は26種、よく似たものも多く、難しいのですが、写真のコケはコアミメヒシャクゴケ Scapania parvitexta だろうと教えていただきました。
腹片は細長く、長楕円形で円頭、縁全体に歯があります。
よく分かりませんが、葉のキールに翼は無さそうです。 腹片の腹縁基部はあまり下垂していません。
葉縁の歯は長披針形、葉身細胞の長さは12.5~15μmです。
(2019.9.14. 北八ヶ岳)
◎ 本種の植物体は赤褐色になる傾向があるのですが、群落全体が赤褐色に染まった様子をこちらに載せています。 また、こちらには花被の様子などを、こちらには腹片とあまり変わらない大きな背片を持つタイプの本種を載せています。
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