2022-05-20

蒴をつけたクチキゴケ

 

 上はクチキゴケ Odontoschisma denudatum です。 蒴をつけて配偶体はかなり弱っているようです。

 育っていたのは朽ちた切り株です(上の写真)。

 苔類の蒴柄の長さは条件によってかなり変化しますが、それにしても長い蒴柄です。

 花被は短腹枝に頂生して紡錘形、口部は微鋸歯状です。

 上は葉身細胞です。 トリゴンは大きく、油体は球形~楕円体で、小粒の集合です。

(2022.5.5. 箕面公園)

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