硬質菌(ボロボロになっていて種名は不明)の上にいたハネカクシ科のヤマトデオキノコムシ Scaphidium japonum です(2021.6.28.京都御苑で撮影)。 ハネカクシ科の甲虫は腹部が前翅(上翅)からはみ出しているのが特徴ですが、本種も腹部が3節はみ出しています。 和名もそのことに由来していて、「デオ」は「出尾」でしょう。
上の写真のような朽木に生えたキノコに来ますが、脚が長く、素早く動き回ることができ、写真も上の1枚しか撮らせてもらえませんでした。 そこで・・・
以下の写真は 2013.2.16.に堺自然ふれあいの森で撮影した、伐採木の下で越冬していた個体で、 Part1の2013.2.28.からの引っ越しです。
冬眠中の個体は長い脚も縮め、おもしろい形の触角も体に密着させていて体の前後さえ分かりにくくなっています。
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