写真はツクシウロコゴケ
Heteroscyphus planus でしょう。 斜面の土の上にありました。
葉は矩形で、斜めについて広く開出しています。 1枚の葉は茎の先に向かうほど小さくなりますが、上の写真の大きい葉で長さ1mmほどです。
葉は切頭で肩が角ばり、2~6個の大きさが不揃いな歯があります。 腹葉は上の写真でははっきりしませんが、拡大すると・・・
上の2枚は腹葉を撮ったものです。 腹葉の幅は茎径の1~1.5倍で、2/3~3/4まで2裂し、側歯があります。 腹葉の基部の片側は葉と合着しています。
上は葉身細胞です。 6角形でトリゴンはほとんどありません。
(2016.4.13. 池田市五月山)
◎ ツクシウロコゴケは
こちらにも載せています。 また本種の少し印象の異なるものを
こちらにやこちらに載せています。