2016-04-05

クサソテツ


 上はクサソテツ Matteuccia struthiopteris の群落です。 クサソテツは地下茎が走り、その先に新しい株を作るので、上のような群落になります。 夏緑性のシダで、今が新しい葉を広げ始めるている時期です。


 上は葉の先です。 この状態のものはコゴミという名の山菜としてよく知られています。 アクが無く私も大好きな山菜ですが、クサソテツが良く育つ日当りが良く腐葉土の多い場所も少なくなってきている現在、食べるのは栽培されたものにしたいものです。


 クサソテツの葉は栄養葉と胞子葉からなります。 この時期に広げ始めている葉は栄養葉で、胞子葉ができるのは秋です。 上の写真では、昨年の胞子葉が褐色になって残っています。

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