キスジキヌイトゴケ Anomodon viticulosus |
コマノキヌイトゴケ Anomodon thraustus |
8月20日に行われた大阪市立自然史博物館の特別行事「標本の名前を調べよう」は同好の者同士の交流の場でもあり、上の2種のコケは、Y氏の標本をお借りして、その場で撮らせていただいたものです。 ですから1枚の葉や葉身細胞などの写真はありません。
この2種は、以前このブログに載せたギボウシゴケモドキと同属でよく似ているばかりか、ほぼ同じ場所で同じ日に採集されていたコケです。
ギボウシゴケモドキを含めた3種で比較すると、キスジキヌイトゴケは他の2種より大形です。 コマノキヌイトゴケはギボウシゴケモドキと似た大きさですが、湿っても葉は扁平にならず、葉先が折れ易いという特徴があります。 上のコマノキヌイトゴケの写真でも、葉先の無くなった古い葉がたくさん見られます。
◎ キスジキヌイトゴケは、顕微鏡での観察を含めて、こちらにも、コマノキヌイトゴケはこちらにも載せています。
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