マメヅタに混じって育つ苔、腹面を見ると・・・
腹片は袋状、腹葉は顕著で、ヤスデゴケ属です。 平凡社の図鑑の検索表をたどっていくとカゴシマヤスデゴケに落ちそうなのですが、苔類に詳しいM氏によると、オオスミヤスデゴケ
Frullania osumiensis だろうということです。 両者は腹葉の切れ込みが浅いなど、互いによく似てはいるのですが、上の写真の腹葉に張り出している部分があります。 カゴシマの腹葉はほとんどの場合全縁で、腹片の形態も微妙に異なるようです。
上は葉身細胞です。 ヤスデゴケ属の油体は楕円体で微粒の集合です。
(2017.9.13. 京都市 西芳寺川)
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