写真はシモフリゴケ Racomitrium lanuginosum です。 乾き気味の岩陰で育っていました。
古い茎や枝は黒褐色で硬く、乾いた状態ではとても折れ易くなっています。 山の強風で折られることで、無性的に分布を広げようとしているのかもしれません。
濡れるとすぐに柔らかくなりますが、茎や枝に葉が接している状態は、あまり変化しません。 葉先は透明尖になっています。
上は葉の緑色をした部分と透明尖との境を撮ったものです。 葉や細胞の様子は前に載せていますので(こちら)、今回はこの1枚を載せるだけにしておきます。
(2019.9.14. 北八ヶ岳)
◎ シモフリゴケの蒴の様子はこちらに載せています。
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