写真はヒラハイゴケ Hypnum erectiusculum だと思います。 岩上で育っていました。
茎は這い、不規則に分枝しています。 蒴柄の長さは下の写真から換算して長さ3~4mmです。
茎は這い、不規則に分枝しています。 蒴柄の長さは下の写真から換算して長さ3~4mmです。
上は下部の片方が折り畳まれてしまいましたが、茎葉です。 茎葉は卵状披針形で漸尖し、葉縁上部には歯があります。
翼部の細胞はあまり分化せず、葉縁に沿って方形~矩形の細胞が4~10個並びます。
上の2枚は枝葉とその基部で、翼細胞は茎葉より少なくなっています。
蒴は円筒形で曲がっています(上の写真)。
蒴歯は2列で完全です(上の写真)。
雌苞葉は披針形で、縦ひだがあります(上の写真)。
上は茎の横断面で、表皮細胞は大きくて薄壁です。
(2021.4.15. 兵庫県養父市 天滝渓谷)
◎ ヒラハイゴケはこちらにも載せています。
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